塗り床工事の特徴とメリット
塗り床工事は、工場や倉庫、商業施設などで多く採用されている工法で、床面を保護しながら機能性や美観を高めるために行われます。
コンクリートなどの床にエポキシ樹脂やウレタン樹脂を塗布して仕上げるこの工法は、耐久性が高く、汚れや摩耗にも強いのが特徴です。
今回は、塗り床工事のメリットや施工方法、さまざまな用途について解説します。
塗り床工事のメリット
塗り床工事の最大のメリットは、高い耐久性です。
重機が頻繁に通る工場や、物が多く運ばれる倉庫などでも、床の劣化を防ぎ、長期間にわたり床面を保護します。
エポキシ樹脂やウレタン樹脂を使用した塗り床は、摩耗や衝撃に強く、耐薬品性もあるため、化学工場などでの使用にも適しています。
また、防塵効果も大きな特徴です。
表面が平滑であるため、ほこりや汚れが溜まりにくく、掃除がしやすい環境を作り出します。
これにより、衛生面が重視される食品工場や病院などでも効果的です。
さらに、塗り床には防水性もあるため、水や液体が床に浸透するのを防ぎ、長期にわたって建物の床を守ることができます。
加えて、塗り床は美観を保つという点でも優れています。
均一な仕上がりになり、色やデザインも自由に選べるため、施設の外観やイメージに合わせた床を作ることができます。
見た目の美しさだけでなく、床面の保護と耐久性を両立することが可能です。
塗り床工事の施工方法
塗り床工事の施工は、以下の手順で行われます:
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下地処理
まず、床面の状態を確認し、必要に応じてひび割れの補修や凹凸の調整を行います。下地処理がしっかり行われることで、塗り床材が床にしっかりと密着し、耐久性が向上します。 -
プライマー塗布
下地と塗り床材の接着力を高めるために、専用のプライマーを塗布します。これにより、塗り床材が床面にしっかりと定着し、長持ちする施工が可能になります。 -
塗り床材の塗布
エポキシ樹脂やウレタン樹脂を均一に塗布し、床全体に厚みを持たせます。この過程で、床の保護性能や耐久性が決まるため、丁寧に塗布されます。 -
仕上げ
塗り床材が乾燥した後、必要に応じてトップコートを塗り、美観をさらに向上させるとともに、耐久性を強化します。
塗り床工事の適用場所
塗り床工事は、工場や倉庫、商業施設だけでなく、食品加工場や病院、駐車場など、幅広い場所で活躍しています。
特に、重機の通行や化学物質の使用が多い場所では、その耐久性や防水性が非常に効果的です。
また、衛生管理が厳しい施設では、防塵・防菌効果が大きく評価されています。
塗り床工事は、床の耐久性を高めるだけでなく、清掃のしやすさや美観の向上といった多くのメリットがあります。
株式会社サカモト工業では、千葉県松戸市を拠点に、関東一円で高品質な塗り床工事を提供しています。ご相談やお見積りはお気軽にお問い合わせください。